権力ひけらかしモノのパワーを見よ!
   
近頃よく耳にする「勝ち組」「負け組」というコトバ。
首相・市会議員ならまあ「勝ち組」と言うことになるのでしょうか?
ここにご紹介するはその人たちが作った記念品の数々。
 「勝ち組」にのぼりつめた喜びを形にして、なおかつ他人に
おしつけねば気がすまないご様子。勝ち負け以前に
人間としてどうよ?とか思っちゃいますケド・・・。
 

池田勇人
元首相の訪米記念フロシキ
アメリカに行ったんだよ!仕事でね・・・
って、いちいちそれを記念品にして人に
配らな気ィすまん??

菅野○太郎
国務大臣就任記念花瓶
国会議事堂の絵が
のぼりつめた喜びを表しています。



市会議員・加○進灰皿




デカデカと書かれた肩書きと名前。
地位と権力を形にしなければ
気のすまない人たちのオリジナルグッズの数々。
それにしても、灰皿・フロシキなど、
しみったれたモノばかりなのが、なさけない?
 
   

 

 
こちらはちょっとびびりますねえ。

 

 
 
◆’60s権力の雑貨◆
委員のバッジ

 学校の委員選挙。それがはじめての権力との出会いだった。
投票結果は黒板に「正」マークで。数の多さが人気のバロメータ。
委員長にもなれば皆に尊敬をこめて「○○委員長」と呼ばれ、
その快感が忘れられずにその後、権力志向になった子供も
もしかすると、いるかもね?まずはここから。
喫茶レオポンの謎を追え!
神戸市兵庫区平野町に「レオポン」という名の喫茶店を発見!
レオポン・・・この珍獣をあなたはご存知だろうか。
それは雄ひょうと雌ライオンのあいの子という非常に見世物チックな猛獣。
今は無き”阪神パーク”(甲子園球場の向かいにありました)の
目玉的呼び物として、昭和30年代に大変な人気を博したものである。
(これも「高度成長期」というハイな状況の産物かもしれない。)
見上げれば喫茶「レオポン」の看板にはそれらしき動物のマークも添えられている。
これは何かいわれがあるに違いないのだ。
店主がかってレオポンの飼育にたずさわったとか、交配に尽力したのかもわからない。
なにしろ、調子に乗った阪神パークは、その後トラとレオポンの間で、
三冠猛獣とでもいうべき『タイポン』を作り出そうとまでしているのだ!
(さすがにこれは実現しなかった・・・)
もしかすると、レオポンにまつわる様々な感動秘話が聞けるかもしれない。
期待に胸をはずませ、私は「レオポン」の扉を開ける。
こちらを見た店主の慈愛にみちながらも鋭いまなざし。
やはり、レオポンを育てただけのことはある人物だ。私の目に狂いは無い。
微笑を浮かべながら私は彼に「レオポン」の事をきりだした・・・・。
[え?店の名前?当時新聞でレオポン見て、なんかひびきがえーなー思てつけたんですわ。
まっイメージですわね」・・・・・・
・戻る